米子松蔭高等学校

  

【松蔭日記】

職業について学ぶ②

12月13日(月)総合的な探究の時間に、1年生を対象に職業学習の2回目を行いました。

先日の1回目では警察官の仕事について学びました。2回目の今日は、講師として鳥取県西部広域行政管理組合消防局総務課の広中和喜様と、同消防局予防課より初の女性消防士長である福田智子様にお越しいただき、消防士の仕事についてお話をいただきました。

「我々消防士は、住民の皆さまからたくさんの『ありがとう!』の言葉をいただきます。こんなにも多くの『ありがとう!』の言葉をいただける職業はなかなかないと思います。直接、そのありがとうの言葉をいただけることは、消防士のやりがいの大きな一つです。毎日の勤務に充実を感じます。将来の選択肢に消防士を考えてみてください。皆さんと、将来一緒に消防士として働けたら嬉しいです。

将来の職業を考えねばならない時期が近づくと、不安や戸惑いが多いと思います。私自身、消防士を選んで働き始め、次の春で10年目になります。数多くの災害現場に出動し、助けられなかった命や悲しい場面もたくさん見てきました。それでも私は消防士になってよかったと心から思います。命の大切さ、人の優しさ、心遣い、チームワークなど多くのことを学びました。」

と、丁寧に熱くお話していただきました。本当にありがとうございました。

生徒たちには職業選択の一助にしてほしいと思います。