米子松蔭高等学校

  

【松蔭日記】

人権教育講演会

10月18日(木)、講師に薮本雅子さんをお招きして人権教育講演会を開きました。

薮本さんは、日本テレビにアナウンサーとして入社、ニュース番組に携わるなかで記者を志すようになり、報道局へ異動され、法の華三法行、ハンセン病問題などの取材を行われてきました。
日本テレビ退局後には「メディアと人権」をテーマに研究を行い、現在では多文化共生や人権啓発活動に精力的に取り組まれています。

今回の講演では「差別の背景にあるもの~ハンセン病の取材より」をテーマに、取材活動で経験したこと、考えたことを話していただきました。
ユーモアを交えつつも、分かりやすく簡潔な語り口で、生徒も興味深く講話を聞いていました。
講演は、教科書や資料だけでは得られない臨場感溢れるもので、なかには目を覆いたくなるような、悲しい痛ましい映像、エピソードなどもありました。
それら全てが人権について考える良い機会になったと思います。

人権教育講演会を通して、生徒はこれまで以上に人権意識を高め、他者を思いやる心を育み、充実した学生生活を送ってほしいです。
薮本さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。