米子松蔭高等学校

  

【松蔭日記】

ALT劉先生、バッハ会長のサポートという大役を果たす!

新型コロナウイルスとの戦いが続くなかで行われた東京オリンピックとパラリンピックが先日閉幕しました。

無観客・行動制限など、これまでと大きく違う環境の中で、開催への感謝の思いと共に力の限り戦う選手たちの姿に大きな感動をもらいました。

 

そんな大会中、本校のALTである劉(りゅう)先生が大会ボランティアとして大役を果たされました。

なんと、劉先生は国際オリンピック委員会会長であるあのトーマス・バッハ会長のサポート役として大会期間中の15日間IOC事務局に滞在していました。

たくさんいるボランティアの中でもIOC事務局に常駐して活動したボランティアは劉先生ただひとり。

バッハ会長のために朝の会議用の資料を準備し、毎日PCR検査を受けながら活動されたそうです。

 

劉先生にインタビューをして、感想を聞いてみました。

「I was nervous at first, but looking back, it was hands down one of the most meaningful experience of my life.
There were only a handful of volunteers were allowed inside the IOC office, and I was super lucky to be the one working inside during the entire game!
Seeing the Olympics done up close, I felt the historic moment of “defeating Corona.” So I would like to share these exciting andemorable experience with my students.」

〜訳〜

「最初は緊張しましたが、振り返ってみると自分の人生にとっても、大変有意義な体験ができたと思っています。

IOCオフィスに入れるのはほんのひと握りのボランティアだけです。会期中その中で働くことができたのは本当にラッキーでしたね!

そして、東京オリンピックの閉幕を間近で見ながら「コロナに打ち勝つんだ!」という歴史的な瞬間も感じました。

この経験から得た大きな感動を、松蔭の生徒たちにもしっかり伝えていきたいです。」

 

20日間オリンピックのために働いた人だけに与えられるオリンピック腕時計が劉先生の腕で光っていました。