米子松蔭高等学校

  

【松蔭日記】

第37回鳥取県インターアクト指導者講習会

11月10日(土)、鳥取県インターアクト指導者講習会を実施しました。

鳥取敬愛高等学校、倉吉北高等学校、米子松蔭高等学校より生徒21名が参加し、大人はロータリークラブ様と教員9名の計30名で実施。
会場はインターアクト部が日頃から清掃活動している米子水鳥公園です。
今回の講習会では、広い視野で環境を見ることを目的に「考えよう!私たちの生活と中海のハクチョウたち」をテーマに、米子水鳥公園の館長、神谷要氏を講師に迎え、指導者講習会を行いました。

午前は神谷館長の講演です。中海の環境を水質やゴミの問題から守ることは前提だが、ハクチョウの繁殖地である北極圏の水質問題なども解決しなければならない。しかし、まだ北極圏については方法が解明されていないことをお聞きしました。
午後は、全員で中海のゴミ拾い。収拾したゴミを種類別に確認し、それらがどこから来てどこへ行くのかと考えました。
最後に、2つの題材で全員がディスカッション。
①「ハクチョウたちの環境のために今取り組めることは?」
②「ハクチョウたちや自分たちの未来のために挑戦できることは?」
最初は意見が出づらかった生徒たちも神谷館長のアドバイスで「水に溶けるプラスチックを開発する」「水中を掃除するロボットをつくる」など、個性的なアイデアを出しました。

この指導者講習会によって、日頃の清掃活動が、ハクチョウを通して世界の生態系やエネルギー問題にまで関係していることを知り、今後の活動にさらに熱心に取り組もうと思いました。